火災、落雷、破裂・爆発の補償とは
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お家ドクター火災保険Webの『火災、落雷、破裂・爆発』について、いったいどのような補償なのか解説します。
火災、落雷、破裂・爆発の概要
この補償は、次のような事故、災害が起きた際に保険金が支払われます。
-
火災

火災(隣家からのもらい火を含む)によって契約の建物・家財に生じた損害
-
落雷

雷が落ちたことによって契約の建物・家財に生じた損害
-
破裂・爆発

破裂や爆発を原因とする事故によって契約の建物・家財に生じた損害
- 火災、落雷、破裂・爆発の事故が起きた際に、損害防止に費やした費用も補償 消火活動に使用した消火剤など
火災、落雷、破裂・爆発の詳細
この補償はお家ドクター火災保険Webの基本補償となっており、火災と落雷、破裂や爆発による事故など、複数のリスクを補償しています。
それぞれの補償について、詳しく解説します。
火災の補償
一般的な火災の定義は次の通りです。
火による災害。消防統計上は「人の意図に反して発生拡大または放火により発生して消火の必要がある燃焼現象であって、これを消火するために消火施設又はこれと同程度の効果のあるものの利用を必要とするもの、又は人の意図に反して発生し若しくは拡大した爆発現象」と定義される。
出典:wikipedia 火災
出典記載日:2024年11月29日
自宅の敷地内で起きた火災だけではなく、隣家からのもらい火によって自宅が延焼してしまった場合も補償されます。
これとよく似た補償で類焼損害補償というものもありますが、これは自宅で起きた火災が隣家など第三者所有の建物に延焼してしまった場合の補償です。
地震、噴火が原因の火災は、地震保険の補償対象になります。火災補償で補償されませんのでご注意ください。
落雷の補償
保険の対象の建物に雷が落ちてしまった場合の損害を補償します。
家財補償を付けていれば、落雷によって壊れてしまった家電なども対象に入ります。
ただし、落雷危険補償対象外特約をセットにした場合は、落雷による損害を補償対象外とすることができます。
破裂・爆発の事故の補償
破裂や爆発の事故と聞くとあまり想像できないかもしれませんが、お家ドクター火災保険Webでは、破裂または爆発の事故を『気体または蒸気の急激な膨張を伴う破壊またはその現象』と定めています。
ガス漏れ、スプレー缶に関するトラブルなどが身近な事故例です。事故例も掲載していますので、そちらもご確認ください。
損害防止費用
上記の火災、落雷、破裂・爆発の事故が起きた際に、例えば消火活動のために消費してしまった物の再購入費、消火活動に使ったことで壊れてしまった物の修理費などを補償する、というものです。
消火器などの消耗品であっても、使用後に補充する費用は決して安いとは言えません。
こういった見落としがちなところまで補償してくれることが、お家ドクター火災保険Webの大きな特徴です。
より詳しい案内はこちら日新火災海上保険株式会社のご案内ページを開きます
火災、落雷、破裂・爆発の保険金について
火災、落雷、破裂・爆発によって損害が起きた場合に支払われる保険金の算出方法について解説します。
火災、落雷、破裂・爆発補償の保険金の算出方法
| 対象 | 詳細 |
| 建物に対する保険金 |
保険金※
保険金額で設定した額が上限 = 損害の額再調達価額
- 自己負担額
※保険金額で設定した額が上限 |
|---|---|
| 家財に対する保険金 一般の家財の場合 |
保険金※
保険金額で設定した額が上限 = 損害の額再調達価額
- 自己負担額
※保険金額で設定した額が上限 |
| 家財に対する保険金 高額貴金属の場合 |
保険金※
100万円が上限 = 損害の額時価額
- 自己負担額
※100万円が上限。高額貴金属等の保険金額は、特にご指定がない場合は100万円となります。500万円または1,000万円に増額して設定することも可能です。その場合はお家ドクター火災保険Webではお申込みいただけませんので、代理店・営業店へお問い合わせください。 |
上記のように、火災、落雷、破裂・爆発の保険金の算出方法は保険の対象ごとに異なります。
また、契約時に設定する保険金額が支払われる保険金の限度額となっています。
保険金額を低く設定してしまうと、万が一の時に損害額を補える十分な補償が受けられなくなりますのでお気を付けください。
- 再調達価額とは、新価額を基準に算出する、損害が生じた地および時における保険の対象と同一の構造、質、用途、規模、型、能力のものを再築または再取得するのに要する額をいいます。
- 自己負担額とは、保険証券に記載された免責金額を指します。
- 家財に対する保険金は、高額貴金属類とそうではない家財で算出のための計算式が異なります。
補償対象外特約を利用すると保険料が安くなる
落雷危険補償対象外特約を選択すると、落雷による損害を補償対象外とすることで、保険料が安くなります。
ただし、その他もろもろの条件によっては安くならない場合がありますので、詳しくは見積り
を取る際にご確認ください。
また、この特約を使うことで落雷による損害が補償されなくなるため、万が一落雷による事故が起きた場合はその修繕費を全額自己負担することになります。
落雷の災害リスクなどを事前に確認し、よく検討してから利用してください。
損害防止費用で隅々までカバー
火災、落雷、破裂・爆発の補償には、損害防止費用も保険金として請求することが出来ます。
これは、火災が起きた際の消火活動において消費したもの、消火活動のために損傷してしまった物の費用のことです。
保険金が支払われない場合
各条件をクリアしていても、保険金が支払われないケースというものがあります。
細かな事故状況により変動しますが、大まかな例は次の通りです。
- ご契約者や被保険者またはこれらの方の法定代理人の故意もしくは重大な過失または法令違反
- 損害保険金を支払うべき事故の際の保険の対象の紛失
- 戦争、内乱その他これらに類似の事変または暴動による損害
- 地震、噴火またはこれらによる津波による損害
- 核燃料物質等に起因する事故による損害
- 風、雨、雪、 雹、砂 塵その他これらに類するものの建物内部への吹込み、浸込みまたは漏入によって生じた損害
- 次のいずれかに該当する損害
a .保険の対象の欠陥
b .保険の対象の自然の消耗もしくは劣化または性質による変色、変質、さび、かび、腐敗、腐食、浸食、ひび割れ、剝がれ、肌落ち、発酵もしくは自然発熱の損害その他類似の損害
c .ねずみ食い、虫食い等 - 保険の対象の平常の使用または管理において通常生じ得るすり傷、かき傷、塗料の剝がれ落ち、ゆがみ、たわみ、へこみその他外観上の損傷または汚損であって、保険の対象ごとに、その保険の対象が有する機能の喪失または低下を伴わない損害
- 保険料領収前に生じた事故による損害(保険料の領収について特段の定めがある場合を除きます。)
など
保険金が支払われないケースについては、こちらのページでも詳しく解説しています。
お家ドクター火災保険Webの補償内容一覧
火災、落雷、破裂・爆発の事故例
火災、落雷、破裂・爆発の事故例をご紹介します。
代表的なものはこちらです。
以上の内容を踏まえた事故例一覧はこちら
| 火災 | 建物 | 天ぷらを揚げている時に少し目を離した間に出火…!建物が燃えてしまった。 |
| 火災 | 建物 | 留守中に家電製品がショートして出火。建物が全焼した。 |
| 火災 | 建物 | 隣家が火事になり、消火活動による放水がかかり自宅の建物も水浸しになってしまった。延焼はしなかったが……。 |
| 落雷 | 建物 | 雷が自宅に落ち、屋根に穴が開いてしまった。 |
| 破裂・爆発 | 建物 | スプレー缶の不始末により、缶が爆発して壁に穴が開いた。 |
| 破裂・爆発 | 建物 | 外にあるプロパンガスが爆発し、建物が全焼してしまった。 |
| 火災 | 家財 | コンセント付近でボヤが発生し、家電、壁紙、カーテンが燃えてしまった。原因はコンセントに付着した埃(ほこり)だった。 |
| 落雷 | 家財 | 落雷でテレビがショートして、壊れてしまった。 |
| 破裂・爆発 | 家財 | ガス爆発が起き、台所においていた物が壊れてしまった。 |
より詳しい案内はこちら日新火災海上保険株式会社のご案内ページを開きます
その他の補償内容一覧
基本補償
自由に追加できる補償
選べるオプション生活環境や家族構成などに合わせて必要な補償を選べる
※1:2024年10月1日以降が保険始期となるご契約の場合、修理付帯費用、残存物取片づけ費用は基本補償に自動セットされます。
※2:修理付帯費用特約は2024年10月1日から始まった特約であり、2024年9月30日以前始期の契約にはセットできません。
※3:残存物取片づけ費用は、基本補償となるのは2024年10月1日以降始期の契約です。2024年9月30日以前始期の契約では、オプション(特約)として利用することができます。
※4:指定工務店特約は、補償選択時にプラン(スリム、ベーシック、ワイド)を選択すると自動セットされます。ご希望によりセットしないことも可能です。
※5:水災補償は実損払と定率払の2種類があり、実損払は2024年10月1日以降始期の契約でのみ利用できます。



