火災保険とは？一般的な意味合いからお家ドクター火災保険Webのポイントまで解説

---

火災保険のきほん

火災保険は、契約した補償内容に該当する事故や災害が発生し、保険の対象に被害が発生した場合に、契約で定められている範囲内で保険金が支払われる仕組みです。
保険の分類としては、「第二分野の保険」に該当します。

前提として、各社の保険商品は類似したところもあれば、その保険商品独自の補償やサービスもあり、保険金が支払われる場合はどの保険商品と、どのような契約をしたかによって変わります。
火災保険の契約が完了したら、契約内容を確認できる保険証券や書類が届きますので、大切に保管しましょう！

そして、火災だけではなく落雷による損害、風災による損害、偶発的な事故など様々な事故に対応しているものがあります。

お家ドクター火災保険Webの補償一覧はこちら

---

地震、噴火またはこれらによる津波が原因で起きた火災、水災、建物の倒壊の損害は、火災保険では対象となりません。
地震が関わる損害は地震保険の補償範囲であり、お家ドクター火災保険Webなどの火災保険では加入時に地震保険も合わせて契約することができます。
火災保険と地震保険は密接な関係にありますので、要チェックです。

地震保険とは？

---

このように、火災保険は様々な災害や事故による損害を補償してくれますが、補償されるかどうかは保険商品や契約内容によって変わります。
契約内容がとても重要ですので、契約する前はもちろん、契約した後も役立つ情報と一緒に『火災保険とはどんなものなのか』を解説します。

火災保険の種類

火災保険は様々な種類がありますが、どの火災保険もすべて同じ補償が受けられるというわけではありません。
盗難や水濡れといった『一見火災とはあまり関係していないように思える損害』も補償する火災保険もあります。

そういった補償内容を自分でカスタマイズできるかどうかによって、火災保険は次の２つに分類されます。

種類	詳細
自由設計型	必要だと考える補償のみを自由に選びカスタマイズできる保険です。 メリット：補償内容を一つ一つ確認して、無駄がなく納得のいく保険にできる。 デメリット：補償内容を一つ一つ確認して選ぶことが手間に感じる。 →お家ドクター火災保険Web
パッケージ型	あらかじめ補償内容が決められている保険です。 メリット：全般的な補償内容になっており、幅広いリスクに対応できる。 デメリット：生活環境や家族構成などによっては必要のない補償もあり、保険料が割高になる。

契約期間

火災保険の契約期間は、主に次の3つに分類されます。それぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。

契約期間	メリット	デメリット	お家ドクター火災保険Webの場合
1年	契約期間が短いため、補償内容の見直しを早いタイミングでできる 毎年保険料を支払うことになるため、保険料の準備がしやすい 長期契約とは異なり、大きな保険料出費とならない	長期契約割引が適用されない	○
2～5年	長期契約割引が適用される保険もある	生活環境などの変化に補償内容が合わなくなった場合、『保険の見直し』が必要になる可能性がある	○（５年のみ）
10年 2022年9月以前	長期契約割引が適用される　2022年9月以前	2022年10月の改定により、現在は契約できない	×

火災保険の契約期間に関しては、昔は最長36年まで契約できるものもありましたが、現在では最長でも5年契約の火災保険がほとんどです。

ただ、現在は5年契約でも長期契約割引が適用される保険商品が多いので、長期契約がいいという方はこちらがおすすめです。

契約期間が短くなると、その時々に合わせた補償になるよう契約内容を見直すことができるというメリットもあります。

例えば結婚したばかりというご夫婦の場合、保険契約後にお子さんが産まれるなど家族構成に変更があった際は、『破損・汚損』など偶然の事故による損害に対応した補償があった方がいいかもしれません。
逆にお子さんが独立した場合はそういった補償を外したり、その分また別の補償を選んだり、状況に合わせてこまめに保険契約の内容を調整することができます。

保険の対象

火災保険は保険の対象となる建物の種類によって、利用できる火災保険は変わります。

対象の建物	火災保険の種類
持ち家（一戸建てor集合住宅）	住宅火災保険、住宅総合保険 →お家ドクター火災保険Web
集合住宅（分譲or賃貸）	マンション用火災保険、借家人賠償責任保険 【分譲マンションの管理組合向け】→マンションドクター火災保険 【賃貸住宅を借りる人向け】→お部屋を借りるときの保険
企業ビル・店舗	普通火災保険、店舗総合保険、法人向け火災保険 →ビジネスプロパティ（企業財産総合保険）

建物の種類だけではなく、保険の対象そのものに関しても次のポイントを押さえておきましょう。

対象	内容
建物	住宅建物＋敷地内の門・塀・垣や外灯、敷石などの屋外設備 ※マンションなどの集合住宅の場合は、所有する戸室以外はバルコニーなどの専用使用権付共用部分に限ります。
家財	家具、家電、衣類、自転車、物干し台など生活用の家財 ※自動車に関しては自動車保険の対象となるので、火災保険では対象外です。 ※高額な貴金属、宝石、書画、骨董とう、彫刻物その他の美術品は、補償額に上限が設けられていることがあります。

家財（家具や家電など）も保険の対象にしておくと、自然災害などで被害にあった際に自費で修理、買い替えするための負担が減ります。

火災保険のトレンドは？

ここまで火災保険のきほんについて様々な情報を載せましたが、契約期間の最長契約が10年から5年に変わったように、火災保険は時代に合わせて変化しています。
現在増えている火災保険は、自由設計型保険です。

自由設計型保険がトレンドになった理由は、大きな災害が起きるたびに災害の備えに対する関心が強まり、所在地によって異なる水災リスクなどを柔軟に補償して欲しいというニーズに応えることができるという点があげられます。
自由設計型で保険料を抑えた分だけその費用を他の備えに回すことが可能となり、インターネットで保険に関する様々な情報を入手できるようになったこともあり、自分で補償内容を選ぶことへのハードルも下がりました。
一方、全般的な補償内容となっているパッケージ型の安心感もあり、すべての火災保険が自由設計型になっているという状況ではありませんが、自由設計型保険は今後も増えていくのではないかと思います。

お家ドクター火災保険Webは自由設計型の中でも選べる補償が充実しており、ダイレクト型＆ネット完結型で今の時代にあった火災保険です。
公式サイトでは5秒見積り機能、詳細見積り機能（個人情報入力不要）などネット完結型保険だからこその便利なツールが用意されていますので、ぜひ、補償設計をお試しのうえ、保険料の違いを確認してください。

お家ドクター火災保険Web公式サイトはこちら

---

火災保険の保険料・保険金

火災保険の保険料は、契約するときに最も気になる項目の一つ。
契約者が支払う保険料と、保険会社が支払う保険金は、契約前に必ず確認するものです。

保険料・保険金の詳細や割引に関する情報をまとめましたので、お得に保険を契約したい方は是非ご覧ください。

保険料の内訳の共通項目

保険料とは契約者が保険会社に対して支払うお金です。

これは損害が起きた際に保険会社から支払われる保険金の元になるお金であり、契約内容によって変わります。

保険料の設定方法は各社で異なりますが、次のような情報を基に算出されることが一般的です。

項目	詳細
補償内容	補償項目数やその補償の特徴によって、支払われる保険金も異なるため、保険料が変わります。
保険の対象	保険の対象を建物だけにした場合と、建物+家財にした場合でも、当然保険料は変わります。
オプション・特約	オプションや特約によって補償内容が異なるため保険料も変わります。一部の火災保険では、補償内容の範囲や保険金の支払額を限定するという特約もあり、それを利用した場合は保険料が抑えられます。
所在地（災害リスク）	建物の所在地ごとに災害リスクに関する等級があります。
建物の状態	保険の対象となる建物の構造級別（木造かコンクリート造か、などで決まる等級）や、築年数などによって保険料が変わります。
割引制度	長期契約割引、インターネット契約の割引、対象建物が長期優良住宅認定を受けている場合の割引など、各保険会社で割引制度が設けられています。

お家ドクター火災保険Webの保険料についてはこちら

保険金について

保険金は、契約者が保険の対象と定めた物が損害を受けた場合、請求手続きをすると保険会社から支払われるお金です。

建物の損害に対して支払われる保険金に関しては、各保険商品ごとに一定の基準が定められています。

項目	内容
新価基準	修理や再建に必要な金額が全額支払われる。案内では新価額、新価払い、再調達価額と書かれている場合もあります。
時価基準	経年劣化を差し引いた現在の建物評価を元にした金額が支払われる。保険金が実際に修理や再建でかかった費用より少なくなる可能性もあります。
定率払	損害額に対し契約で定められた割合を乗じた金額が支払われる。特約などに多く、保険料を抑えるために定率払を選択する人もいます。

お家ドクター火災保険Webの保険金についてはこちら

保険金の設定基準によっては、万が一の時に満足のいく保険金が支払われない可能性もあります。
こちらに関してもあらかじめ確認しておきましょう。

割引について

火災保険はただ補償内容や契約条件だけで保険料が決まるわけではなく、多くの保険会社はお得な割引制度を設けています。

割引額や内容、条件は各保険商品ごとに異なりますが、代表的なものは次のようなものです。

割引項目	例	詳細
契約期間に関する割引	長期契約割引	契約期間の項目でも触れましたが、長期契約とした場合に割引になる制度を設けている保険会社があります。
契約方法に関する割引	インターネット割引	ネット完結型の火災保険に多い割引制度で、契約者がインターネットから手続きを行うことで適用されます。
建物の評価に関する割引	S評価割引 免震建築物・耐震等級（地震保険）	長期優良住宅認定を受けているなど、損害リスクが低い、損害額が低い可能性が高い建物を保険の対象にしている場合に適用されます。
補償内容に関する割引	指定工務店割引 落雷危険補償対象外特約	保険料を抑えるための割引として、特定の補償・特約・オプションを利用している契約者を対象にした割引や、補償内容を狭める、もしくは保険金の支払額に上限を設けるといった条件が付いている契約を対象にした割引があります。

保険料を抑えて節約したい場合は、条件に当てはまる割引制度を使いましょう。

お家ドクター火災保険Webの保険料割引についてはこちら

---

火災保険の選び方

火災保険は各保険商品ごとにいろいろな種類や特徴があり、選ぶのも大変かと思います。
そこで、重視したいことに合わせた保険選びのポイントをまとめました。

安心感重視の選び方

万が一の際に十分な補償が受けられる保険を選びたい方は、次のポイントをチェックして火災保険を選びましょう。

建物の立地環境に適した補償内容

例えば、ハザードマップで建物の所在地を検索すると水災の被害にあうリスクが確認できるため、リスクが高い場合は水災補償があった方がいいでしょう。

また、道路沿いの建物では車の衝突による塀の破損を補償する特約が必要かもしれません。このように、立地環境に応じた補償が付いていると安心です。

生活スタイルや家族構成に応じた補償内容

小さい子供がいる家庭では、偶発的な事故を補償する破損・汚損などの特約が便利です。
一方、子供がいない家庭でも、日常的な事故やトラブルを補償する内容があると安心感が高まります。

ちょっとした費用も補償してくれる特約

仮住まい費用や残存物の片づけ費用、損害の応急処置費用を補償する特約などが設けられている保険商品もあります。
オプションや特約は各保険商品ごとの特徴があるため、見比べると自分にあった保険商品を見つけるヒントになるでしょう。

保険料重視の選び方

保険料をできるだけ抑えたい場合は、割引制度の利用、不要な補償を省ける自由設計型保険がおすすめです。

割引制度の活用

インターネット手続きが可能なネット型保険では、人件費や代理店手数料などの諸経費を削減できるため、インターネット割引制度があったり、最初から保険料が安めに設定されていることもあります。
また、耐火性の高い建物や長期優良住宅認定を受けた建物に対する割引など、各保険商品ごとに様々な割引制度がありますのでご確認ください。

契約期間を長期にする

長期契約割引が適用される保険商品を選ぶと、総額での保険料を抑えられます。
長期契約を対象にした割引がない保険商品でも、長期契約と短期契約を比べるとお得になるように設定されている保険商品もありますので、まずは見積りを取ってみてください。
お家ドクター火災保険Webの見積り機能はこちら

不要な補償を省く

自由設計型保険なら、不要な補償を省くことができます。
例えば、一戸建ての住宅に火災保険をかける場合、漏水（集合住宅等で上階から水が漏れてくること）への補償はあまり必要ありません。
お家ドクター火災保険Webでは漏水だけではなく盗難被害や飛来物による損害なども補償する『盗難・水濡れ等』という特約が用意されていますが、補償内容をよく確認して本当に必要な補償、そうではない補償を見極めましょう。

本当に必要な補償まで外してしまっては、万が一の際に十分な補償を受けられない可能性がありますので、補償選びは慎重に。

お家ドクター火災保険Webの補償の選び方はこちら

手間と時間を重視した選び方

自由設計型の保険が増えているため、手間と時間を惜しむ人にとっては少し面倒と思うかもしれません。
難しい保険は嫌だ、手続きにあまり時間をかけたくないという方は、ネット完結型の保険を選ぶか、各保険商品で案内されているおすすめの補償内容がセットになったプランをご確認ください。

ネット完結型保険を利用する

ネット完結型保険なら、保険会社や代理店の窓口に出向く必要がなく、必要書類を準備しておけば、仕事の休憩中や家事の合間などに手続きが可能です。
また、契約者がインターネットから手続きを行うことを前提としているため、ホームページでの案内や説明が充実しており、情報を効率的に調べられます。

おすすめプランを活用する

『お家ドクター火災保険Web』は自由設計型保険ですが、スリムプラン、ベーシックプラン、ワイドプランといったおすすめの補償内容をセットにしたプランが案内されています。
お見積りページではそれらのプランをクリックすると、プランに合わせた補償を一括で選択することができます。

お家ドクター火災保険Webのおすすめプランの詳細はこちら

このように、各保険商品ごとに選択肢が多いからこそ手間が増えるといった問題を少しでも解決しようと様々な工夫がされていますので、面倒…と敬遠していた方がいればぜひお試しください。

---

火災保険は一見すると複雑ですが、補償内容や保険料などのポイントごとに分けて考えると分かりやすくなります。

自分にとっての保険選びの要点を把握しておくことで、よりお得で満足感と安心感のある保険を選ぶことができます。このページの情報を参考にして、自分にぴったりの火災保険を見つけてください。

『火災保険とは？一般的な意味合いからお家ドクター火災保険Webのポイントまで解説』についての解説は以上です。

他にも気になる内容があれば、お気軽にお問い合わせください。